2020/11/27 18:00

Noteの記事を少しずつこちらにうつして、

今後はこちらで日々のことやブランドのことを綴っていきます。

Note撤退についてはまた後日、気が向いたら書こうかと思っていますが…
特に書かなくてもいいことだしなあ、とは。

と、そんな話は置いておいて。




ご機嫌よう、オーナー兼作家のかわほり兎々です。

よくわたしは夢を見るのですが、時折ものすごく幻想的な風景を見ることがあります。
一面の湖、それを取り囲む水晶とか、はたまた水辺にはる薄氷。

水辺とか、水ってあんまり得意じゃないはずなのですが、
どうにも思い浮かべてしまって。
気温が下がってくると、水辺が凍り始めるんだろうな…ということを思い浮かべるようになります。

これから早朝は霜が降りたりと冬らしくなっていくのでしょうね。

こういう寒さを感じるようになってくると、ギブレ加工の作品をなんとなく眺める時間ができるので不思議。

 

ギブレとはクリアガラスの中に別の色が差し込むビーズたちを指します。
霧氷や樹氷といった意味で、まさに氷を覗き込んでいるようにも見える美しいガラスビーズです。
-Kaninchen-では1960〜1970年代に生産されたビーズを使用しているのですが、
ギブレ加工のビーズは1963年を最後に生産が終了しています。

もうこんなに不思議な色合いを作り出してくれる技法はこの世に存在していないんだなあ…と思うと
どうにも寂しい気持ちもありますね。

時と共に失われた希少性に想いを馳せて見てください。