2020/11/22 22:37
ご機嫌よう、Casual happiness creator のかわほり兎々です。
贈る人、贈られる人を笑顔にするGift shop -Kaninchen-のオーナー兼作家です。
作品を作るときは、なるべく、先のことを考えるようにしています。
それはお店の運営をしながら次はどんなことをしようかな?と考えている時も同じです。
『先を考えながら作ると、作品をお届けした後の事も考えられる』
本日はそんなお話。
●手元へ届ける前に
わたしはアクセサリーを作っていると、うっかり『自分が使わないもの』を作ってしまいがち。
-Kaninchen-はギフトショップなので、特に自分好みのアクセサリーは余り作らないかもしれません(偶に作ります)
ただ必ず、新しい素材を取り入れる時には同じ条件でサンプルを作るようにしています。
これまで-Kaninchen-で作られて旅立っていったアクセサリーも含めて、サンプルとして手元に残しているものはたくさんあります。
一点ものに関してはなかなかそうもいかないのですけどね。
このサンプル、どうして手元に残しているのかというと、理由は簡単で耐久テストをしているのです。
使っている素材にもよりますが、-Kaninchen-のアクセサリーはだいたい2年ぐらいご使用いただくと部品の替え時が訪れます。
●気付いたのは妻の言葉
割と大雑把に生きていることもあり、些細なことは気にならない性格のわたし。
補ってくれるのはいつも身近な人の声です。
当然のことなのですが、石の付いている指輪はモノに引っかかるんですよね。
ズボンのポケット、服の裾や袖。
このちょっとした不便をわたしは不便と思わないのでさして気にしていませんでした。
ある時、わたしの作るものを見ながら『その指輪、引っかかりそうだから石が取れないか心配』そう言ってくれたのは妻でした。
その時初めて『あ、どれぐらい耐久出来るか確認しないとね』と気付いたのです。
リリース前に極力、指輪であったり、ネックレスであったり…とにかく日常生活や外出に作品たちを連れ回します。
現在に至るまでに、確か、接着剤は3種類ぐらい試したのかな。
一剤じゃ耐久力が不安だったから、二剤を混ぜるタイプのやつにしよう!とか、制作スピードを落とさないために早めに乾く奴がいい、とか。
●大切に扱っていても終わりはくる
そうした耐久テスト(概ね1週間から1ヶ月)を乗り越えて、お店に並び、作品たちは旅立っていきます。
そして、手元にお届けしたあと、それぞれのお客様のお手元ですごします。
大切に扱ってもらっていても、素材によって劣化はなかなか免れにくいもの。
とくにネックレスのように汗と触れやすいものは劣化しやすいように思います。
そのため、-Kaninchen- では2年間修理は無料で受けていただけます。
この無料お直しの他にもそれとは別に、ピアスだと片方だけ無くしてしまった…なんてことも起こり得るので今後は片側だけの追加購入なんかも検討しています。
確かにわたしも片側だけなくすんですよね…。
まだまだ出来ることってたくさんありそうだなあ。と、日々考えるのでした。
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